武川建築設計事務所

関が原へ

2023.02.08更新

先日はまた関ケ原へ。

カフェ、サロン、そして今回のミュージアムで設計を担当させていただきました「せきがはら人間村 生活美術館」に李禹煥氏の作品が新たに展示されることとなり、その除幕式にお呼びいただきました。

生で見る李先生はやはりオーラが凄くてなかなか話しかけることができませんでしたが、勇気を振り絞ってお声がけさせていただくと作品のことや設計についてのこと、色々とお話しいただけました。感激!
御年87歳とは思えないくらい溌剌とされていて驚きです。
大型の彫刻作品である『関係項-アーチ』は昨年国立新美術館に出展されたものを関ケ原の地に合わせて調整され、移設されたものです。
このアーチシリーズは今のところヴェルサイユ宮殿庭園に設置された最初の作品と、直島の李禹煥ミュージアムにあるものと合わせ現存するのは3点のみという貴重な作品です。

ヴェルサイユ宮殿庭園の作品は現存しないということで残っているのは2点でした。

また水彩、ドローイング作品の『対話』や『線より』、『点より』のシリーズも同敷地内ミュージアムで展示されます。
生活の中で自然にアートと関われる空間を目指し整備されてきたとても魅力的な場所で、ゆったりと作品を鑑賞できる贅沢な時間を過ごせます。

今のところ十分な受け入れ体制が整っていないということで広く公開されておりませんが、李禹煥展は8月5日まで予約制で受け付けていただけます。
行ってみたい方ご連絡くださいませ。

PAGE TOP