武川建築設計事務所

新年のご挨拶

2021.01.04更新

新年あけましておめでとうございます。

令和2年もあっという間に過ぎていきました。

振り返ってみると昨年は年明けから割と忙しく始まり、始まったかと思えば新型コロナウィルス感染拡大の騒ぎで目まぐるしく世の中が動き始めました。色々と物思うところがある期間でしたが落ち着く間もなく仕事が大小立て続けに入り小さな設計事務所はてんてこ舞いでした。とにかく忙しく年末まで走ってきたなと思います。

写真は地元下呂市の温泉神社にある檜皮葺(ひわだぶき)のお堂の屋根。築200年という年季の入ったもので、屋根の葺き替えも最後に記録に残っているのはかれこれ70年ほど前。縁あって葺き替え工事に関わらせていただきました。縁起のよい写真を今年の1枚目の写真に。🙏

昨年の年末から年明けにかけては例年と全く違った過ごし方となりました。なんと生まれてこの方続けてきたこの時期にやっていた習慣をほぼすべてパスしてみました。忘年会や年賀状書き、帰省、TVの年末特番、初詣、正月飾りなどなど。

毎年師走になると文字通りとにかくバタバタしていてあれよあれよで年が明け、食べすぎ飲みすぎと寝不足からくる疲れで1月半ばに一度体調を崩すというお決まりのパターンが有りました。これはこれで年越しを実感する大切なイベントなのですが、ここ最近実践している「あいまいに受け入れていた日々の生活の見直し」をここでもやってみようと思いました。当たり前にやっていたこと一つ一つを疑ってかかる、というマイブームです。生活行為の棚卸しとでもいいましょうか。

やってみると明らかにいつもと違って穏やかな年末です。近所を散歩しても開いてる店しまっている店、人通りなどいつもとは違う雰囲気でとても新鮮。豪華でないながらもいつもより少し時間を掛けた料理を作ってみたり、嫁こどもと3人でとても静かで充実した時間を過ごせました。届いた年賀状を眺め頂いた方には申し訳ないなと思いながらも、何もしないとこうやって年が明けるのか、という新たな発見がいくつもありました。習慣化していたことを一度リセットしてみることでまた来年の年末はもとに戻ったとしても、新たな気持で向き合えると思います。

そんな感じで今年もがんばります。

本年もよろしくお願いいたします。

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